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草津 西の河原露天風呂 日帰り|大露天800円・外湯3湯を比較

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草津温泉の有料外湯は3つあります。大滝乃湯御座之湯、そして今回の西の河原(さいのかわら)露天風呂です。

この3つのうち、西の河原だけが内湯ではなく、約500㎡という草津最大級の広々とした露天です。万代鉱(ばんだいこう)源泉のpH1.7という超強酸の湯を、山あいの開放感のなかでかけ流しで浴びられます。湯畑まわりの無料共同浴場や内湯の外湯とはまったく別の「露天体験」で、今回は日帰りで入ってきました。

「西の河原露天風呂」の木塀サイン。霧の山あいに立つ
「西の河原露天風呂」の木塀サイン。霧の山あいに立つ

まず結論:草津の有料外湯3つ、どれに入る?

3つとも源泉かけ流しの良い外湯ですが、性格がはっきり違います。先に一覧で比べます。

大滝乃湯御座之湯西の河原
入浴料(大人)1,200円900円800円
源泉煮川+万代鉱湯畑+万代鉱万代鉱
タイプ内湯・露天・サウナ内湯(2源泉浴び比べ)広大な露天 約500㎡
名物合わせ湯湯畑を望む2階大広間開放感のある大露天
駐車場約100台・無料専用なし(湯畑の有料P)無料・約300台
営業9:00〜21:007:00〜21:00※7:00〜20:00※
向く人じっくり館内派湯畑さんぽ・浴び比べ開放感・露天好き

※御座之湯・西の河原は冬季の開始時刻が異なります(後述)。

ざっくり言うと——館内でじっくりなら大滝乃湯、湯畑のすぐ脇で2源泉を浴び比べるなら御座之湯、とにかく開放感のある露天に浸かりたいなら西の河原です。3つを1日で回るなら、この3施設がセットになった三湯めぐり手形(大人2,100円)が割安になります。

この記事では、その西の河原を日帰りで詳しく見ていきます。

西の河原露天風呂の基本データ

項目内容
入浴料大人800円/子ども400円。各種キャッシュレス対応
三湯めぐり手形大人2,100円(大滝乃湯・御座之湯・西の河原に入れる)
営業時間4〜11月 7:00〜20:00/12〜3月 9:00〜20:00(最終入館19:30)
時短日毎月第二水曜は17:00終了(最終入館16:30)
定休日無休(臨時休あり)
源泉草津温泉 万代鉱源泉(源泉かけ流し・加水加温なし)
泉質酸性・水素−硫酸塩・塩化物温泉(酸性低張性高温泉)。pH約1.7・源泉約94.6℃・成分総計3.21g/kg(溶存物質ほか・蒸発残留物2.52g/kg)・メタけい酸227.4mg/kg
駐車場天狗山第1駐車場(西の河原公園駐車場)無料・約300台
設備洗い場・ドライヤーなし。タオルは持参か販売
撮影露天内は撮影禁止(館内掲示に従う)

※料金・営業時間は改定や臨時休館があります。お出かけ前に公式で最新を確認してください。丸山ライトアップなどの期間は21:00まで延長されることもあります。

場所は西の河原公園のいちばん奥。湯畑から西の河原通りを歩いて公園に入り、園内を抜けて徒歩約6分です。車なら天狗山第1駐車場(無料・約300台)が目の前にあります。

西の河原露天風呂の入口案内。「徒歩約6分」
西の河原露天風呂の入口案内。「徒歩約6分」
天狗山第1駐車場(無料)。のぼり旗が立つ
天狗山第1駐車場(無料)。のぼり旗が立つ

約500㎡の大露天は「もはや川遊び」

西の河原のいちばんの魅力は、とにかく広いこと。総面積は約500㎡(男性側 約333㎡/女性側 約166㎡)と草津最大級で、実際に入ってみると湯船というより、広すぎてもはや川遊びのような感覚です。端から端まで歩けるほどの湯に、山あいの空気を浴びながら浸かる開放感は、湯畑まわりの共同浴場や内湯では味わえないもの。露天で外気に当たってのぼせを冷ましながら、ゆっくり長く入っていられます。取材日はあいにくの霧でしたが、湯けむりと霧が混ざって、それはそれで幻想的でした。

私は露天で外気に当たってのぼせを冷ますのが好きなのですが、西の河原はそれにうってつけでした。御座之湯のような内湯だと、のぼせたら浴室内のベンチで涼むか、いったん服を着て2階の休憩所へ、というクールダウンになります。対して西の河原の露天は、湯の中にある岩やベンチに腰掛けたまま、その場で外気に当たって冷ませるのがいい。のぼせては縁で涼み、また浸かる——この日はそれを3回ほど繰り返しました。同じ万代鉱の湯でも、外気を浴びながら入れる開放感は段違いです。ただ正直に言えば、人気の露天だけあって、この日はそこそこ混んでいました。

西の河原露天風呂のイメージイラスト。実際の浴室の写真ではなく、広さと雰囲気を伝えるためのイメージ図です
西の河原露天風呂のイメージイラスト。実際の浴室の写真ではなく、広さと雰囲気を伝えるためのイメージ図です

湯は万代鉱源泉のかけ流し(壁の掲示が証拠)

西の河原の湯は、御座之湯や大滝乃湯にも引かれている万代鉱源泉ですが、ここは万代鉱の単独使用です。pH約1.7・源泉約94.6℃という、草津でも屈指の強酸性・高温泉。硫黄はほとんど含まず、酸の鋭さがストレートに伝わる湯です。湯畑源泉(pH約2.1)などと比べても、万代鉱は草津の主要源泉のなかで最も酸性が強い部類に入ります。

露天の掲示「温泉成分等掲示表」(男子露天風呂)には、加水していません/加温していません/循環ろ過していません/入浴剤を入れていません/消毒処理していませんと、5項目すべてに「なし」が並びます。高温の源泉を自然に冷ましながら、薄めず沸かさず注ぐ完全なかけ流し。これだけ広い露天をすべてかけ流しでまかなえるのは、自然湧出量が日本一とされる草津ならではです。

温泉成分等掲示表(万代鉱源泉)。加水・加温・循環・入浴剤・消毒すべて「なし」
温泉成分等掲示表(万代鉱源泉)。加水・加温・循環・入浴剤・消毒すべて「なし」
露天へのアプローチ。霧の山あいの石畳
露天へのアプローチ。霧の山あいの石畳

強酸性の湯に入るときの注意

pH1.7は草津の中でもとくに強い酸性です。環境省の基準では、酸性泉の適応症(その泉質が向くとされる症状)としてアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などが挙げられていますが、あくまで基準上の引用で、効果を保証するものではありません。逆に、皮膚や粘膜が過敏な人や高齢の方の皮膚乾燥症などは禁忌(避けたほうがよいとされるケース)とされています。

強い酸性なので長湯は避け、入浴後は真水で軽く洗い流すのが環境省の推奨です。ただし西の河原は洗い場がないので、肌の弱い人は上がり湯の有無を現地で確認しておくと安心。金属のアクセサリーは変色しますし、目に入るとしみるので気をつけてください。

毎週金曜は「混浴の日」(行く前に知っておきたい)

西の河原には、毎週金曜の17:30〜20:00、男性露天が混浴になる時間帯があります。この間は女性も湯あみ着を着れば一緒に入れます。湯あみ着は男性が無料貸出、女性は400円(水着の持参でも可)。

知らずに行くと戸惑うので、とくに女性が金曜の夕方に利用する場合は、この仕組みを把握しておくと安心です。興味本位の話ではなく、広い露天を一緒に楽しむための時間帯という位置づけ。通常は男女別の露天なので、混浴の日の有無や女性露天の扱いなど最新の運用は公式で確認してください。

アクセス・実用メモ

  • 場所:西の河原公園のいちばん奥。湯畑から西の河原通りを歩いて公園へ、園内を抜けて徒歩約6分
  • 駐車場:天狗山第1駐車場(西の河原公園駐車場)が無料・約300台
  • 設備:洗い場・ドライヤーはなし。体や髪を洗いたい人は内湯(大滝乃湯など)向き。タオルは持参か販売
  • 季節の注意:冬季(12〜3月)は9:00開始。毎月第二水曜は17:00終了と短いので、その日は早めに

よくある質問(FAQ)

Q. 西の河原露天風呂の入浴料は? A. 大人800円・子ども400円です。大滝乃湯・御座之湯とあわせて回るなら、三湯めぐり手形(大人2,100円)が割安になります。

Q. 源泉と泉質は? A. 万代鉱源泉の単独使用で、pH約1.7・源泉約94.6℃の強酸性。加水・加温・循環なしの完全な源泉かけ流しです。

Q. 駐車場はありますか? A. 天狗山第1駐車場(西の河原公園駐車場)が無料・約300台。有料外湯3つの中で、駐車場が無料なのは西の河原だけです。

Q. 混浴の日があると聞きました。 A. 毎週金曜17:30〜20:00、男性露天が混浴になります。女性は湯あみ着(400円か水着持参)で入れ、男性は湯あみ着が無料貸出です。最新の運用は公式で確認を。

Q. 洗い場やシャンプーはありますか? A. 洗い場・ドライヤーはありません。純粋に湯と景色を楽しむ露天です。体や髪を洗いたい日は内湯のある大滝乃湯などが向いています。

まとめ

西の河原露天風呂は、草津の有料外湯でいちばん安く(800円)、いちばん広い露天です。万代鉱の超強酸を、山あいの開放感のなかで完全かけ流しで浴びられる——「もはや川遊び」のような大露天は、湯畑まわりの内湯では味わえない体験でした。洗い場がないぶん、湯と景色だけを楽しむ潔さもこの外湯らしさです。

大滝乃湯御座之湯とあわせて1日で回るなら、三湯めぐり手形(大人2,100円)が割安です。日帰りでも十分楽しめますが、朝いちばんの空いた大露天を狙うなら草津に前泊するのも手。人気の時期ほど宿は早く埋まります。

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湯あがりには、湯畑からすぐの三国家のそばもどうぞ。店内の石臼で挽く自家製粉の「三国そば」が名物です。

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