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恵みの湯(磯部温泉)砂塩風呂の体験記|3,100円・要予約

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ロビーの案内看板。砂塩風呂は地下1階、大浴場と福祉浴室は1階。左の張り紙「砂塩風呂は予約制です」
ロビーの案内看板。砂塩風呂は地下1階、大浴場と福祉浴室は1階。左の張り紙「砂塩風呂は予約制です」

土曜の午前10時、安中市の磯部温泉にある市営の日帰り施設「恵みの湯」で、砂塩風呂に入ってきた。砂に埋まって最初に来たのは重さでなく、お尻の熱さだった。砂は別府の竹瓦温泉より軽い。温泉と館内と食堂の話は施設の記事に分けたので、ここは地下の砂塩風呂だけを書く。

先に要点を3つ。

  • 予約制で1回3,100円。入館券(3時間券600円など)とは別料金。クレジット系はほとんど使え、私はどちらもカードで払った
  • 受付から退出まで2時間。砂の中にいるのは10〜15分で、残りは砂に入る前の受付・問診・着替えと、シャワー後の発汗・薬草茶の時間
  • 砂を温めているのは温泉の湯でも蒸気でもなく、ヒーターだと聞いた。砂には塩が混ぜてある(市公式)

砂塩風呂のエリアは撮影できないので、砂の中の写真はない。代わりに掲示とイメージ図で補う。

砂塩風呂とは|市営施設の地下に、塩を混ぜた砂の風呂

恵みの湯は安中市の健康増進施設で、磯部温泉組合の公式サイトは、磯部温泉で日帰り入浴できる施設は現在「恵みの湯」のみと案内している(2025年4月更新の記載)。その地下1階に砂塩風呂がある。

安中市の公式ページは、砂塩風呂を「白い砂とミネラルたっぷりの塩がブレンドされた砂塩風呂」と説明している。効果については市も施設も色々書いているが、この記事では施設側の説明を「そう説明している」と紹介するだけにして、私の言葉で効くとも効かないとも書かない。私に書けるのは、何をされて、体がどう感じたかだけだ。

利用できない場合がある人として、市公式ページに5つ挙がっている。心臓疾患のある人、高血圧(上が180以上)の人、伝染性の皮膚病の人、妊娠している人、お酒を飲んでいる人。当てはまる人は受付で相談してほしい。

2時間の流れ|受付から退出まで

砂塩風呂は毎週火曜が定休で、予約が要る。予約の電話は施設の9月カレンダーに載っていた砂塩風呂の番号(027-385-1222)に掛けた。私の予約は10時の枠で、当日は開館と同時に受付へ直行した。

時刻(私の場合)やること
10:00受付。入館券と砂塩風呂3,100円を払う
10:00過ぎ問診票を書く(初回の人は書くらしい)。熊笹茶を1杯飲む
続けて下着を脱いで浴衣一枚に着替える
続けて仰向けで横になり、スタッフが砂をかける。10〜15分、私は15分にした
続けてお湯のシャワーで砂を流す(冷やさないように、と言われる)
11:50までリクライニングチェアでタオルにぐるぐる巻き。薬草茶と梅干し、磯部せんべい
11:50シャワー
12:00退出。ここまでで2時間

時刻は10時・11時50分・12時だけが確かで、途中の区切りは私の記憶なので時刻を書いていない。砂塩風呂を出た後は、そのまま1階の温泉に入れる(入館券の時間内)。

砂塩風呂の受付にあった掲示「ご入浴時間」。10分〜15分が理想的、20分を超えないように、と書いてある
砂塩風呂の受付にあった掲示「ご入浴時間」。10分〜15分が理想的、20分を超えないように、と書いてある

掲示には「砂塩風呂のご入浴時間は、遠赤外線効果、イオン化作用、自律神経バランス等から、10分〜15分が理想的です。20分を超えると自律神経バランスを崩し、過呼吸症やノボセの原因になります」とある。理由の部分は施設の説明としてそのまま載せるにとどめるが、「20分を超えない」は守ったほうがいい。私にはそれで十分だった。

砂の中の15分|お尻が熱い、竹瓦より軽い

砂塩風呂のイメージ図(撮影不可のため。実物の配置・色とは異なる)
砂塩風呂のイメージ図(撮影不可のため。実物の配置・色とは異なる)

砂の床は、イメージ図のような4〜5人が横になれる広さのものが2か所ある。浴衣一枚で仰向けに横になると、スタッフが砂をかけてくれる。顔と頭は砂の外だ。熱源はヒーターだとスタッフに聞いた。温泉の湯でも蒸気でもない。

砂の中では、重さより先に熱さが来た。特にお尻だ。体の中で砂に一番深く沈む場所だからだろう。私は数年前に別府の竹瓦温泉で砂湯に入っていて、あれは結構重くて熱かった記憶がある。それと比べると、恵みの湯の砂は軽い。塩を混ぜているからか、砂の量の違いか、そこは分からない。

5分おきにスタッフが顔に霧吹きで水をかけ、タオルで拭いてくれる。汗はどんどん出てきた。せっかく来たので、上限いっぱいまで入った。

同じ10時の枠には親子連れと女性の一人客がいて、11時には2人連れが2組来た。一人で来ても浮かない。砂の粒の粗さや砂温、室温の掲示は確認していない。ここは次に行ったときに確かめる。

シャワーの後が本番|タオルぐるぐる巻きと薬草茶4種

砂から出たら、シャワーで砂を落とす。ここで「お湯で、なるべく冷やさないで」と言われた。体を冷やすと汗が止まるから、というのが理由で、スタッフいわく「シャワーで砂を流してからが本番」らしい。

リクライニングチェアに座ると、バスタオルでぐるぐる巻きにされる。抵抗はしなかった。ここで汗を出し切るのが砂塩風呂の後半戦で、出してくれた薬草茶は飲み放題だった。どれも熱々で出てくる。

出てきた順に並べるとこうなる。

  1. 熊笹茶(砂に入る前に1杯)
  2. 風耳茶(休憩コーナーの茶一覧の1番目に載っている。県の観光サイトの2024年の体験記では「ふうじちゃ」。汗を出すための茶で、飲み放題)
  3. 梅干しと磯部せんべい(塩分と糖分のチャージ、と説明された)
  4. よもぎ茶
  5. ビタミンC茶
  6. ギムネマ茶
薬草茶のイメージ図(実物ではない。瓶のラベルは実際の茶の名前と対応しない)
薬草茶のイメージ図(実物ではない。瓶のラベルは実際の茶の名前と対応しない)

休憩コーナーには「砂塩風呂オリジナル無農薬薬草茶等効能表」という一覧があり、風耳茶・熊笹茶・ヨモギ茶はそこに載っていた。ビタミンC茶とギムネマ茶はこの一覧には載っていない。一覧の説明文はここに書き写さない。

休憩コーナーの薬草茶一覧「砂塩風呂オリジナル無農薬薬草茶等効能表」。風耳茶から梅干しまで並ぶ
休憩コーナーの薬草茶一覧「砂塩風呂オリジナル無農薬薬草茶等効能表」。風耳茶から梅干しまで並ぶ

タオルに巻かれている間、体はずっと温かかった。11時50分にもう一度シャワーを浴びて、12時に地下を出た。この後に1階の温泉とサウナに入ったが、その話は施設の記事で。

別府の砂湯2つとの違い

私が砂に埋まったのは、別府の竹瓦温泉、鉄輪のひょうたん温泉、そして今回の恵みの湯の3か所。方式が全部違う。

恵みの湯(磯部温泉)竹瓦温泉(別府市営)ひょうたん温泉(別府・鉄輪)
砂を温めるものヒーター(スタッフに聞いた)温泉で温めた砂(公式)温泉の蒸気(公式「穏やかな温度」)
砂に塩入っている(市公式)記載なしなし(公式「他には何も混ぜていない」)
砂をかけるのはスタッフ砂かけさん(公式)自分か連れ(公式)
埋まる時間の目安10〜15分(掲示)15分(公式)時間制限なし(公式)
料金(2026年9月時点)3,100円+入館券600円〜砂湯1,500円入浴1,160円+砂湯用浴衣840円
予約要予約・火曜定休予約不可・8名入替(公式)要否の記載なし
私の体感軽い。お尻が熱い結構重くて熱かったセルフの砂遊びみたいだった

竹瓦とひょうたんの数字は各公式サイトの2026年9月時点の記載で、私の体感は数年前の記憶だ。ひょうたん温泉は砂湯のページと料金ページで浴衣代が食い違っていたので、料金ページの額を採った。

料金は恵みの湯が飛び抜けて高く見えるが、中身が違う。竹瓦は砂に15分埋まって湯に入って終わりの30〜40分コース(公式の案内)で、恵みの湯は薬草茶と発汗休憩を含めた2時間コースだ。砂湯だけ試したいなら別府、汗をかく午前を丸ごと買うなら磯部、という分け方になる。

まとめ|砂は軽く、後半が長い

恵みの湯の砂塩風呂は、砂に埋まる15分より、その後の残りの時間のほうが主役だった。お湯のシャワーで冷やさず、タオルに巻かれて汗を出し、薬草茶を飲む。この流れごと買うのが3,100円だと思えば納得できる。

汗をかいた後の温泉は加水・加温・循環・消毒の湯(館内の温泉成分等掲示表に明記)だが、湯そのものの話と館内・食堂は施設の記事で。安中の日帰り湯をもう1軒足すなら、上増田温泉の砦乃湯が同じ市内にある。西上州の日帰り湯はまとめにした。

なお恵みの湯は2026年10月1日から31日まで浴室の工事で休館する(市公式の告知)。砂塩風呂の設備をどうするかは聞いていない。行くなら9月中か11月以降に、火曜を避けて電話を。

よくある質問

Q. 恵みの湯の砂塩風呂は予約が必要ですか?
A. 予約制です。毎週火曜が定休で、予約は電話で受け付けています。私は施設のカレンダーに載っていた砂塩風呂の番号(027-385-1222)に掛けました。

Q. 砂塩風呂の料金はいくらですか?入館料は含まれますか?
A. 1回3,100円で、入館券(3時間券600円など)は別料金です(2026年9月時点)。クレジット系はほとんど使え、私は入館券・砂塩風呂ともカードで払いました。

Q. 砂塩風呂は何分入りますか?全体でどのくらいかかりますか?
A. 砂の中は掲示で10〜15分が理想的とされ、20分を超えないよう案内されています。受付から退出までは薬草茶と休憩を含めて2時間でした。

Q. 砂塩風呂に入れない人はいますか?
A. 安中市の公式ページでは、心臓疾患のある人、高血圧(上が180以上)の人、伝染性の皮膚病の人、妊娠している人、お酒を飲んでいる人は利用できない場合があるとしています。

基本データ

項目内容
施設名恵みの湯(安中市健康増進施設)砂塩風呂
所在地群馬県安中市磯部3-3-41
場所館内地下1階(受付・休憩コーナーも地下)
料金1回3,100円(入館券は別。2026年9月時点)
予約要予約。砂塩風呂の電話027-385-1222(施設カレンダー記載)/代表027-385-1126
定休日砂塩風呂は毎週火曜。施設は第1・第3火曜(祝日の場合は翌日)、12月30日〜1月1日
所要2時間(受付10:00→退出12:00)
支払いクレジット系はほとんど使える。入館券・砂塩風呂とも私はカードで払った
休館2026年10月1日〜31日(浴室工事・市公式告知)
公式恵みの湯安中市の施設ページ

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