源泉かけ流しの湯から上がってトランクに温泉水20Lを積み込んだ車で、沼田ICを目指して国道120号「日本ロマンチック街道」を下る。視界は新緑、アクセルは軽く、お腹は空いている。こういう日の昼に立ち寄るのが、沼田・利根エリアでまずは押さえておきたい一軒、奥利根うどん本舗 です。
5月5日こどもの日。南郷温泉 しゃくなげの湯(pH 9.27 アルカリ性単純温泉) で家族風呂の岩風呂を1時間貸切+温泉スタンドで20L水汲みを済ませた11:30過ぎ、お腹を空かせて沼田IC方向へ。庄屋風の一軒家、囲炉裏のある古民家空間、河岸段丘を一望する大窓——温泉ドライブの締めの動線にこれ以上ないバランスの店でした。
基本データ

| 項目 | |
|---|---|
| 店舗名 | 奥利根うどん本舗(おくとねうどんほんぽ) |
| ジャンル | うどん(群馬名物 ひもかわ/上州牛すき焼きうどん/冬季限定 おっきりこみ) |
| 所在地 | 群馬県沼田市久屋原町1486-1 |
| 電話 | 0278-22-0112(FAX 0278-22-1313) |
| アクセス | 関越自動車道 沼田ICから車で約5分 / 国道120号(日本ロマンチック街道)沿い |
| 駐車場 | 広い・無料 |
| 公式サイト | https://www.okutone-udon.com/ |
| Googleマップ | 奥利根うどん本舗を開く ↗ |
| 価格帯 | ¥1,000〜2,000 |
| 訪問日 | 2026年5月5日(火・こどもの日)11:42〜12:25 |
営業時間(公式サイト・Googleマップより)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開店 | 11:00(曜日問わず基本同じ) |
| GWの特記 | GW中はランチメニュー&うどん食べ放題はお休み(公式サイトより。当日5/5も該当) |
平日(GW期間外)はランチタイムにうどん食べ放題+ソフトドリンク飲み放題が付くプランあり。コスパ重視で攻めたいなら平日狙いが正解です。GW・祝日訪問は通常メニューから注文する形になります。
駐車場と着席のコツ|12時前到着が正解

GWこどもの日、11:42着で駐車場は半分以上が埋まっていました。建物は和風の大きな一軒家で、屋根の形が独特な庄屋風。座敷・テーブル・カウンター含めて店内の席数はかなりあります。
11:42時点ではすんなり入れて店内待ち時間ゼロで着席できたので、温泉やドライブの帰りに「沼田ICに着いたら直接ここへ」が正解。沼田ICから5分なので、IC到着時間から逆算しやすい立地でもあります。
入口に「ひもかわ」「カレーうどん」「蕎麦」の幟、足元には「商い中」の看板。店の方向性が一発で分かる、いい意味で「観光店」していて、過剰な装飾はなく古民家らしい落ち着き。入店すると水・お茶はセルフ。
入口に「お土産うどん&つゆ」のディスプレイ
入口を入ってすぐに、お土産用のうどん(乾麺・半生麺)と各種つゆの瓶詰め。「店で食べた味を家でも再現できる」動線が完成していて、観光客の心の動きを完全に分かっている配置。
なお、過去にNHKで紹介された店ではあるものの、店内で有名人のサインや色紙は見当たりませんでした(少なくとも入口〜小上がり席〜トイレ動線の範囲では確認できず)。テレビ紹介を看板にし過ぎない潔さがあって、むしろ好感度高め。
席は「窓際の小上がり」がベスト
通された席は、入口を入って正面、小上がりの窓際。靴を脱いで畳に上がるタイプの和の落ち着き+大きな窓に直接面していて、河岸段丘の景色がそのまま視界に入ってくる配置。囲炉裏席や中央のテーブル席もある中で、「窓際の小上がり」は景色とくつろぎを両取りできるベストポジション。
座席選びの優先順位:
- 景色重視 → 窓際(小上がり or カウンター)
- 古民家・観光感重視 → 囲炉裏席
- 子連れ・荷物多め → 小上がり(畳で動きやすい)
この日の景色|河岸段丘を一望する大窓

これが噂の大窓越しの河岸段丘。窓の手前にカウンター席のテーブル、視線の先に沼田市街と段丘の段差、遠景に上越国境の山並み。新緑の季節だと、緑の濃淡+空の青+家並みのコントラストが窓いっぱいに広がります。
これが食事中ずっと目に入っている状態は、確かに「ご当地うどん観光」として完成度が高い。
そして今日のハイライトはここ。pH 9.27のアルカリ性で肌がつるりと仕上がった体に、冷たい濃いめのタレと厚みのあるひもかわ。湯上がりの渇いた喉に小麦の甘さが沁みていく感覚は、温泉ドライブの締めにしか味わえない瞬間でした。「沼田に来てよかった」「群馬に住んでいてよかった」と心底思えた、午前温泉→午後ランチの黄金コースの完成形。
実食レビュー|舞茸うどんと天付きひもかわの食べ比べ
注文はこの2品:
| 品名 | 価格 |
|---|---|
| 舞茸うどん | ¥1,150 |
| 天付きひもかわ(冷たいタレ) | ¥1,650 |
| 計 | ¥2,800 |
群馬名物のひもかわをこのクラスの店で押さえつつ、もう一品で舞茸うどんも食べ比べできるバランス。観光価格としては妥当〜やや良心的でした。
舞茸うどん(¥1,150)|通常幅麺+舞茸の主張

1品目は通常幅の舞茸うどん。麺はつるりとした透明感のある白い色、舞茸が主役級にどっさり載っていて、群馬名物の麺と地のキノコを一杯で味わえる構成。舞茸の風味と歯ごたえが汁にしっかり溶け出していて、シンプルな醤油ベースの一杯がぐっと奥行きのある味になる。
公式の謳い文句「利根川源流域の水が作り出す透明感あるみずみずしいのど越しと適度なコシ」がよく分かる、素直な麺の力を確かめる一杯でした。
看板の「天付きひもかわ(冷たいタレ)」(¥1,650)|厚×幅×濃いめタレの黄金バランス

そして本命の天付きひもかわ。これがインパクト大。大ぶりの木の盥(たらい)に、幅5〜6cmはある真っ白な平打ち麺がたっぷり。冷たいつけタレで食べる、麺のポテンシャルが一番分かるスタイル。水でしっかり締めてある冷たい麺と、舞茸・かき揚げ系・大葉などの天ぷら盛り合わせが別皿で付いてくるのが「天付き」たる所以。¥1,650でひもかわと天ぷらが両方付いてくるのは強い。
何より印象的だったのは、他で食べたひもかわよりも明らかに厚みがあって、もっちり感が強いこと。よくある「薄ベラっとした幅広麺」と違って、しっかり厚みのある平打ちで、噛むと弾力が返ってくる。幅と厚みが両立した「食べ応え系のひもかわ」。
そしてつけタレが濃いめのしっかり系。これがもっちり厚めの麺と相性抜群で、麺の小麦の甘さを濃いめのタレがガツンと受け止めて、幅広麺の表面にしっかり絡んでくる。薄めのタレだと厚みのある麺に負けてしまうところ、「厚い麺×濃いタレ」のバランスが計算され尽くしている印象でした。よその店で食べた「薄ベラ幅広麺+あっさりつゆ」のひもかわとは完全に別物の体験で、奥利根うどん本舗のひもかわが強いと言われる理由がよく分かる一杯。
舞茸うどん(温・通常幅)と天付きひもかわ(冷・幅広)の2品で、温×冷・通常幅×幅広の食べ比べが一度にできるのがベストな組み合わせでした。
薬味は「ねぎ」と「生姜の佃煮」|入口物販と繋がる仕掛け
薬味は刻みねぎと、もう一品が生姜の佃煮。このしょうがの佃煮が濃いめの冷たいタレに溶かして食べると相性抜群で、麺の小麦感×タレの醤油感×生姜のキレがきれいに重なる三段構造。普通のすりおろし生姜ではなく「佃煮」というのが奥利根うどん本舗ならではの個性で、これが一気にこの店のひもかわを「ここでしか食べられない味」に押し上げていました。
そして面白いのが、この生姜の佃煮、入口の物販コーナーでも売っていたこと。店内で「美味い」と感じた瞬間に「この味、家でも欲しい」が即座に解ける導線ができていて、お土産用うどん・つゆ・生姜の佃煮を3点セットで買えば自宅で奥利根うどんがほぼ完全再現できる。よくできた商品設計です。
沼田うどん観光の動線(この日の例)
| 時間 | 場所 |
|---|---|
| 09:52〜11:14 | 南郷温泉 しゃくなげの湯(家族風呂・温泉スタンド20L水汲み) |
| 11:14〜11:42 | 国道120号で沼田IC方面へ移動(約30分) |
| 11:42〜12:25 | 奥利根うどん本舗(ランチ) |
「沼田で午前温泉、昼に奥利根うどん」は満足度の高いゴールデンコースのひとつ。沼田はランチの選択肢が豊富なまちなので、毎回ここに固定するのではなく、温泉とセットで組める「沼田ランチの引き出し」のひとつとして、これからも気分や訪問シーンに合わせて選んでいきたい一軒でした。
なお、沼田は実はうどんだけのまちではなく、河岸段丘の高原野菜・利根の水・上州牛などを生かしたトンカツ・中華そば・湯葉料理など、温泉のついでに寄りたい店が驚くほど多いエリア。今後しゃくなげの湯はじめ沼田の温泉に通うたびに、別の沼田グルメも順次紹介していく予定です。
まとめ|沼田・利根うどん観光の有力候補
向いている人:
- 沼田・利根エリアで「ご当地うどん」を一軒で押さえたい人
- 景色のいい店で食事したい人(河岸段丘+遠景の山並み)
- 群馬の郷土料理「ひもかわうどん」を本場の盥盛りで食べたい人
- しゃくなげの湯帰りの動線(沼田ICすぐ・しゃくなげから約30分)
- テレビで紹介されたことのある店で観光気分を味わいたい人
注意点:
- ⚠️ GW中はランチメニュー・うどん食べ放題お休み(通常メニューはあり)
- ⚠️ 不定休あり、GW・祝日は時間変動の可能性 → 来店前に☎0278-22-0112 で確認推奨
この日の温泉
- 入った湯:南郷温泉 しゃくなげの湯(家族風呂 岩風呂・1時間貸切)
- 泉質:アルカリ性単純温泉(pH 9.27)/源泉100%掛け流し
- 持ち帰り:温泉スタンドで飲用温泉水20L
訪問データ
- 訪問日:2026年5月5日(火・こどもの日)11:42〜12:25
- 店舗:奥利根うどん本舗(群馬県沼田市久屋原町1486-1)
- 注文:舞茸うどん ¥1,150 / 天付きひもかわ(冷たいタレ)¥1,650 / 計 ¥2,800
- 席:入口正面・小上がり・窓際(河岸段丘ビュー)
- 動線:南郷温泉 しゃくなげの湯(家族風呂・岩風呂10:00〜11:00/温泉スタンド水汲み)→ 国道120号で沼田IC方向 → 奥利根うどん本舗
ジョーモ
群馬の源泉かけ流し日記
同じ沼田の食事処なら、トマトラーメンが名物の町中華「馬鹿旨」(沼田・国道120号沿い)もおすすめ。川場・沼田エリアの温泉ドライブとセットでどうぞ。
▼ 水上・みなかみエリアの宿を他のサイトでも探す
- ゆこゆこネットで「水上・みなかみエリアの宿」を見る
- るるぶトラベルで「水上・みなかみエリアの宿」を見る
- OZmall プレミアム予約で「水上・みなかみエリアの宿」を見る
- Relux で「水上・みなかみエリアの宿」を見る
- 東武トップツアーズで「水上・みなかみエリアの宿」を見る
※ 各リンクは LinkSwitch により自動でアフィリエイトリンクに変換されます
▼ ふるさと納税で「沼田市」を応援する
※ 各リンクは LinkSwitch により自動でアフィリエイトリンクに変換されます



コメント