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旅館うめや(片品温泉)日帰り入浴|露天を作らない宿

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旅館うめやの内湯。窓の外は緑。分析表の知覚試験は「無色透明」
旅館うめやの内湯。窓の外は緑。分析表の知覚試験は「無色透明」

片品村の「旅館うめや」に、平日の昼に日帰りで入ってきました。

浴室のドアを開けた瞬間、卵の腐ったような臭いが来ます。硫化水素の臭いです。草津や万座のような酸性の硫黄地帯を別にすれば、群馬でこの香りにここまではっきり出会える湯は多くありません。

そして脱衣所には、こんな貼り紙がありました。

※ 当館には露天風呂はございません。今現在の私共の湯量では、露天風呂を作ることによって、天然温泉本来の効能とすばらしさを実感いただけなくなる恐れがあるため、露天風呂はございません。

露天がないことを、わざわざ理由つきで説明している。この一枚から書き始めます。

先に実用的なことをひとつ。日帰りで行くなら15時までに、そして電話を一本入れてください。理由は後半に書きます。

「露天風呂はございません」——作らない理由が掲示されている

「温泉そのものを味わって下さい」の掲示。源泉100%・掛け流しの説明と、露天風呂を作らない理由
「温泉そのものを味わって下さい」の掲示。源泉100%・掛け流しの説明と、露天風呂を作らない理由

日帰り温泉を探していると、「露天あり」は基本的にプラス評価として扱われます。じゃらんでも楽天トラベルでも、露天の有無はチェック項目になっている。

うめやには露天がありません。事前に調べた段階でもそれは分かっていて、「内湯だけか」と思っていました。

でも現地の掲示を読むと、話が逆でした。

掲示が理由として挙げているのは「今現在の私共の湯量では」という一点です。この宿の源泉は毎分160リットル。それ以上の説明は書かれていません。

ここから先は私の読みですが、湯を露天にも分ければ、内湯に注ぐ量はその分だけ減ります。減れば湯船の入れ替わりは遅くなる。掲示の言う「天然温泉本来の効能とすばらしさ」が薄まる、というのはそういうことだろうと思います。

いずれにせよ、湯量という有限のものをどこに集中させるか、という判断であることは掲示から読み取れます。「露天がない」は設備の欠落ではなく、選択の結果だった。

これを掲示で客に説明している宿は、私はあまり見たことがありません。だいたいは黙って露天を作るか、黙って露天がないかのどちらかです。

湯づかい|18条掲示は5項目すべて「していません」

温泉法第18条にもとづく利用状況の掲示——加水・加温・循環ろ過・入浴剤・消毒の5項目について「している/していない」を書き出したものです。ここを見れば、その湯が本当にかけ流しかどうかが分かります。

うめやの掲示はこうでした。

「片品温泉 釈迦の湯」の温泉法18条 利用状況掲示。5項目すべてクリア
「片品温泉 釈迦の湯」の温泉法18条 利用状況掲示。5項目すべてクリア
項目掲示の記載
加水の状況していません
加温の状況していません
循環・ろ過の状況していません
入浴剤の有無入れていません
消毒処理の状況していません

5項目すべて「していません」。群馬県の「温泉利用許可済証」の証紙も貼ってあります。

これは実際、かなり珍しい掲示です。かけ流しを名乗る施設でも、消毒だけは「している」というところは多い。衛生管理上そうせざるを得ない事情もあります。5つ全部が「していません」で揃うのは、湯量と湯温の条件が整っていないと成立しません。

宿の掲示にも、こうあります。

加水・加温・循環は一切行っておらず、源泉をそのまま提供しておりますので夏期は熱く冬期は温くなる場合がありますが、ご了承下さい。

「夏は熱く、冬はぬるくなります」と先に言ってしまう。温度を一定に保つ努力をしない代わりに、湯には何も足さない。そういう割り切りです。

湯口の石が、茶色く染まっている

湯口の切石。湯が当たる下端が茶褐色に変色している
湯口の切石。湯が当たる下端が茶褐色に変色している

浴槽の湯口は、シンプルな切石です。その湯が当たる下端が、はっきりと茶褐色に染まっていました。湯船の縁の水面のあたりにも、同じ色がついています。

長い時間、同じ湯が同じ場所を流れ続けた跡です。ろ過した湯を回しているだけの浴槽では、こうはなりにくい。

湯口から浴槽に注がれる源泉
湯口から浴槽に注がれる源泉

泉質データ|釈迦の湯2号は、1g/kg未満でも「単純温泉」ではない

浴室の外に、温泉分析表が掲示されています。

片品温泉 釈迦の湯2号の温泉分析表(平成12年6月26日分析)
片品温泉 釈迦の湯2号の温泉分析表(平成12年6月26日分析)
項目内容
源泉名片品温泉 釈迦の湯2号
泉質アルカリ性単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉)
pH9.04
泉温48.3℃
湧出量160L/分(動力揚湯=ポンプでくみ上げていること)
知覚試験無色透明
分析年月日平成12年6月26日(2000年)
分析機関(社)群馬県薬剤師会環境衛生試験センター

主な成分は次の通りです(単位はmg/kg)。

陽イオン陰イオン非解離成分
ナトリウムイオン78.8炭酸水素イオン51.9メタけい酸73.0
カルシウムイオン2.93塩素イオン50.0メタほう酸3.6
カリウムイオン1.19炭酸イオン26.1
鉄(Ⅱ)0.14硫酸イオン21.8
マグネシウムイオン0.05フッ素イオン4.4
硫化水素イオン3.0
陽イオン計83.8陰イオン計157非解離成分計76.6

※マンガンとアルミニウムは検出限界未満(0.005mg/kg未満・0.05mg/kg未満)のため上の表から省いています。なお陽イオンは、内訳を足すと83.11で掲示の小計83.8とわずかに合いません。ここでは掲示の記載値をそのまま使っています(どちらで計算しても1g/kgには遠く届きません)。

掲示は「温泉分析書抜粋」なので、溶存物質の合計欄がありません。3つを足すと317.4mg/kgです。

ここが面白いところで、317.4mg/kgは1,000mg/kg(1g/kg)に遠く届きません。

温泉の泉質名は、ざっくり言うと「溶けている物質が1g/kg以上あるかどうか」で大きく分かれます。1g/kg以上なら塩化物泉や硫酸塩泉といった名前がつき、1g/kg未満なら単純温泉——と説明されることが多い。

でもこの湯の名前は「単純硫黄温泉」です。

理由は硫化水素イオンの3.0mg/kgにあります。硫黄については別に基準があって、総硫黄が2mg/kg以上あれば、溶存物質が1g/kgに届かなくても硫黄泉として扱われます。

ここでいう総硫黄とは、硫化水素イオン・チオ硫酸イオン・遊離硫化水素を合計したものです。この湯は硫化水素イオンが3.0mg/kg、遊離硫化水素が0.0mg/kg(チオ硫酸イオンは掲示に記載がありません)。足して3.0mg/kgで、基準の2mg/kgを超えています。

つまり「溶存物質1g/kg未満だから単純温泉」は、必ずしも成り立ちません。硫黄・二酸化炭素・放射能(ラドン)などの特殊成分が規定量に達していれば、「単純硫黄温泉」「単純二酸化炭素泉」「単純放射能温泉」という名前になります。

うめやの湯は、その実例です。数字だけ見れば薄い湯なのに、硫黄の一点で泉質名が変わっている。このあたりの仕組みは温泉の効能と泉質の読み方で詳しく書いています。

じつは沼田から上ってくる同じ道すじ、20分ほど手前の老神温泉にも同じ「単純硫黄温泉」の湯があります。ぎょうざの満洲が営む東明館です。あちらは溶存物質0.56g/kg。うめやは0.317g/kgなので、同じ泉質名でも倍近い開きがあることになります。

泉質名は「どの成分が基準を超えたか」を示すラベルであって、濃さの証明書ではない、ということです。群馬のほかの湯がどのくらいの濃さなのかは、群馬の源泉かけ流し 泉質比較データに並べてあります。

なお、片品村の公式サイトと日本温泉協会は片品温泉を「アルカリ性単純温泉」と記載していて、硫黄が抜けています。おそらく温泉郷全体の代表値なのだと思いますが、うめやの湯に限れば、現地の分析表が示すのは「アルカリ性単純硫黄温泉」です。掲示のほうが一次資料なので、こちらを採ります。

施設の掲示にある効能

掲示には、こう書かれています(原文ママ)。

効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え性、慢性消化器病、痔症、病後回復期

館内には別の掲示もあり、そちらには慢性皮膚病・糖尿病・慢性婦人病・切り傷も並んでいました。分析が2000年なので、適応症・禁忌症の掲示基準が改正される前(平成26年改正前)のものと思われます。現行の環境省の基準とは項目立てが違うので、ここでは施設の掲示をそのまま引用するにとどめます。

また掲示には「PH8.5以上の温泉をアルカリ性温泉と呼び、肌触りが柔らかく、すべすべした感じの、美肌効果が高い温泉です」という説明もありました。これは施設側の表現です。pH9.04という数値と、肌がぬるっとする感触は事実として書けますが、「美肌効果」の部分は私からは断定しません。

硫黄泉には、肌についての禁忌症があります

美肌の話をした直後に書いておきます。

環境省の基準(平成26年7月1日 環自総発第1407012号)では、泉質別の禁忌症が定められているのは酸性泉と硫黄泉の2つだけです。そして硫黄泉の禁忌症は酸性泉と同じで、「皮膚又は粘膜の過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症」とされています。

同じ湯が、ある人には適応症で、ある人には禁忌になる。私が見た掲示には適応症しか見当たりませんでしたが、硫黄泉である以上、こちらもセットで見ておいたほうがいい。肌が弱い方・乾燥肌の方は、様子を見ながら入ってください。

浴室|内湯ひとつ、窓の外は緑

浴室。洗い場と細長い浴槽
浴室。洗い場と細長い浴槽

浴室は内湯がひとつだけ。男女それぞれに1か所ずつで、露天はありません。細長い浴槽が窓に沿って伸びていて、窓の外は緑です。

引き戸に手をかけた時点で、もう分かりました。探しに行くまでもなく、あの臭いが正面から来ます。硫黄の湯だと、鼻が先に理解する感じです。

施設の掲示にも、硫黄泉の説明としてこう書いてありました。

硫黄泉・・・硫化水素ガス特有の卵の腐ったような臭いが特徴で、黄白色の沈殿物は「湯の花」と呼ばれています。金属などを浸けると黒く変色します。

掲示の説明どおりの臭いが、実際にしました。

ちなみに掲示の最後の一文——「金属などを浸けると黒く変色します」は、硫黄泉に入るときの実用情報です。銀のアクセサリーや時計は、脱衣所に置いていったほうが安全です。

ひとつ補足しておくと、2000年の分析表では「遊離硫化水素 0.0mg/kg」になっています。硫黄は硫化水素イオンの形で3.0mg/kg存在していて、ガスとして遊離している分はゼロ、という記録です。

分析から26年が経っていますし、臭いの感じ方は湯温や浴室の換気にも左右されます。なぜ臭ったのかの理屈は、私には断定できません。分析表にはこう書いてあり、実際に嗅いだ感覚はこうだった——両方を並べておきます。

大峰館(上牧温泉)と同じ香りだった

臭いを嗅いだ瞬間に思い出したのが、みなかみの月がほほえむ宿 大峰館の湯でした。同じ香りです。強さで言えば、湯口に鼻を寄せて分かる大峰館に対して、うめやは鼻を寄せるまでもありません。質は同じで、量が違う感じです。

これは感覚の一致だけの話ではなくて、大峰館の分析書にも根拠があります。あちらの知覚的試験の欄には「無色澄明・微硫化水素臭」と書かれている。硫化水素の臭いが、分析の時点で記録されているわけです。

面白いのは、大峰館の泉質は硫黄泉ではないということです。ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物温泉で、溶存物質は1.559g/kg。硫黄が泉質名に入っていないということは、硫黄の量が基準(総硫黄2mg/kg)に届いていないという意味になります。

かたやうめやは、溶存物質317.4mg/kgと大峰館の約5分の1しかないのに、硫黄だけは基準を超えていて泉質名が「単純硫黄温泉」。

硫黄の量では療養泉の基準をまたぐ差があるのに、香りの質そのものは同じものとして届く。療養泉の線は、鼻が感じ取るかどうかの線とは別だということだと思います。

ついでに言うと、この2軒は18条掲示の5項目がどれも該当なしで揃っている点も共通です。

湯の体感|41℃くらいの高温泉と、ぬるっとする湯ざわり

源泉は48.3℃。42℃以上なので、分類上は「高温泉」です。それを加温も加水もせずに浴槽へ入れている。

入ってみた体感は41℃くらいでした(温度計は見ていないので、あくまで体感です)。熱くて入れないということはなく、無理なく浸かれる温度です。源泉から浴槽までの間と、湯船の広さで自然に下がっているのだと思います。

ただし掲示が「夏期は熱く冬期は温くなる場合があります」と断っているとおり、この温度は季節で動きます。私が入ったのは夏です。冬に来ればもっとぬるいはずで、逆に言えば「いつ来ても41℃」ではありません。温度が一定でないことを承知で行く湯です。

湯はややとろみがあって、肌がぬるっとします。pH9.04というアルカリ性の数値とは矛盾しない感触でした。

なお消費者庁は、入浴の目安を湯温41度以下・10分までとしています。うめやは加温も加水もしていない分、日や季節で体感が動きます。長湯を競う湯ではありません。

ただ、この「ぬるっと」には段階があります。

中国地方のぬるすべと比べると

かつて通った中国地方の湯——島根の美又温泉(浜田市金城町・pH9.9)や、広島の月ヶ瀬温泉(山県郡安芸太田町・pH9.7)。あのあたりのアルカリ性の湯は、肌の上をローションのように滑ります。手が勝手に走っていく、あの感触です。

それに比べると、うめやはそこまでは滑りません。とろみは確かにあるけれど、美又や月ヶ瀬ほど強くはない。

面白いのは、3つを数字で並べたときです。

pH溶存物質
旅館うめや(群馬)9.040.317g/kg
月ヶ瀬温泉(広島)9.70.237g/kg
美又温泉(島根)9.90.24g/kg

溶けている物質がいちばん多いのは、うめやです。それでも滑りはいちばん弱い。pH9.04のうめやがいちばん弱く、9.7と9.9の2湯はどちらもそれより強い。少なくとも、濃さの順には並びません。

群馬にも、pHの数値だけならうめやより上の湯はあります。みなかみの釈迦の霊泉の9.5、沼田の南郷温泉しゃくなげの湯の9.37。

ただ、そこに硫化水素の香りが重なる湯となると、数は一気に絞られます。ぬるっとする湯ざわりと硫黄の匂いが同じ浴槽で成立している——うめやの面白さは、県外の湯と比べた強さより、この同居のほうにあります。

最初から最後まで独泉でした

平日の昼だから当然といえば当然なのですが、この手の「独泉できました」という報告は、次に行った人が5人と鉢合わせした瞬間に嘘になります。なので念のため書いておくと、これは平日昼のうめやで私がたまたま一人だったという以上の意味はありません。

湯の花が舞っていたかどうかまでは、この日は気にして見ていませんでした。掲示は硫黄泉の沈殿物を「黄白色の湯の花」と説明していたので、次に行くときはそこを見てきます。

尾瀬の帰りに寄る|館内と日帰り入浴の実際

旅館うめやの玄関。「うめや」の暖簾
旅館うめやの玄関。「うめや」の暖簾

外観は、尾瀬の入口らしい落ち着いた造りの旅館です。駐車場は無料で30台ぶんあるので、車を停めるのに困ることはありません。

板張りの休憩スペース
板張りの休憩スペース

館内には板張りの休憩スペースがあります。日帰りで長居する場所ではありませんが、湯上がりに一息つくことはできます。

女将さんによると、尾瀬の帰りに立ち寄る人が多いとのことでした。位置関係を考えれば納得です。尾瀬から国道401号を下ってきて、鎌田の交差点で沼田方面へ折れる手前にあたります。

日帰りは15時までが目安|「24時間入浴可」は宿泊者向けです

ここが、この記事でいちばん実用的な部分かもしれません。

うめやを紹介しているサイトの多くが、「24時間入浴可能」と書いています。公式サイトにもその表記があります。

浴室の掲示にも、確かにこうあります。

清掃時間を除き24時間入浴可能です。

ただし、これは宿泊者向けの案内です。

女将さんに直接うかがったところ、日帰り入浴の実態はこうでした。

  • 宿泊のお客さんが15時から入るので、その前であればだいたい日帰り入浴できる
  • とくに何時から何時と決まってはいない
  • なので、来る前に電話をもらうのがいちばん確実

つまり「24時間いつでも日帰りで入れる」わけではありません。目安は15時まで、そして事前に電話を一本、ということになります。

到着してから「今日はちょっと」となる可能性は普通にあります。電話番号は 0278-58-7337 です。

料金は現金のみ

日帰り入浴は大人800円(2026年8月時点)。支払いは現金のみでした。キャッシュレスは使えないので、用意していってください。

まとめ|湯そのものを見に行く湯

うめやは、設備で人を呼ぶ宿ではありません。

露天はない。浴槽は内湯がひとつあるだけです。休憩は板張りの一角だけで、日帰り温泉施設のような大広間は見当たりませんでした。「一日ゆっくり過ごせる日帰り温泉」を探しているなら、ここは候補から外れます。

でも、湯そのものを見に行く場所としては、掲示・湯口・香りの3つが揃う数少ない一軒です。

18条掲示の5項目がすべて「していません」。48.3℃の高温泉を、何も足さずに浴槽へ流している。湯口の石は茶色く染まっている。そしてドアを開けた瞬間に硫化水素が香る。

さらに、露天を作らない理由まで掲示で説明している。湯量を薄めない、という一点に賭けている宿です。その姿勢が掲示という形で客に見えるようになっているのが、私は好きでした。

尾瀬から下りてきて、汗を流したい。そのついでに、ちゃんとした硫黄の香りを浴びたい。そういう日の一軒だと思います。

正直に言えば、私は露天で外気に当たって汗を引かせるのが好きです。その意味で、うめやは自分の好みからは外れます。それでもあの掲示を読んだあとでは、露天がないことに文句を言う気にはなりませんでした。

逆に、時間を気にせず行きたい人、露天で開放感を味わいたい人、カードで払いたい人には向きません。露天とキャッシュレスが要るなら、同じ片品村の幡谷温泉ささの湯のほうが条件は合います。15時まで・要電話・現金のみという3つの制約を、湯の質と引き換えに受け入れられるかどうかです。

私は、また尾瀬に行った帰りに寄ると思います。

同じ片品村の道の駅 尾瀬かたしなにあるラーメン店は、麺屋むつ葉のメニューとレビューに書いています。

よくある質問

Q. 旅館うめやは日帰り入浴できますか?

A. できます。大人800円(2026年8月時点)です。ただし宿泊客が15時から入るため、日帰りはそれより前が目安になります。時間はとくに決まっていないので、事前に電話(0278-58-7337)で確認するのが確実です。

Q. 「24時間入浴可能」と書かれていますが、日帰りでもいつでも入れますか?

A. いいえ。浴室の掲示にある「清掃時間を除き24時間入浴可能」は宿泊者向けの案内です。女将さんに確認したところ、日帰りは15時までが目安で、事前連絡が推奨されています。

Q. 旅館うめやに露天風呂はありますか?

A. ありません。館内の掲示で「今現在の私共の湯量では、露天風呂を作ることによって、天然温泉本来の効能とすばらしさを実感いただけなくなる恐れがあるため」と理由が説明されています。内湯が男女それぞれに1か所ずつです。

Q. 片品温泉 釈迦の湯の泉質は何ですか?

A. アルカリ性単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉)です。pH9.04、源泉温度48.3℃。掲示の温泉分析表(平成12年6月26日分析)に記載されています。

Q. 旅館うめやのお湯はかけ流しですか?

A. はい。温泉法第18条にもとづく利用状況の掲示で、加水・加温・循環ろ過・入浴剤・消毒処理の5項目すべてが「していません」と記載されています。

Q. 旅館うめやの日帰り入浴はカードで払えますか?

A. 使えません。現金のみです(2026年8月時点)。

Q. 硫黄泉ですが、肌が弱くても入れますか?

A. 硫黄泉は酸性泉と並んで泉質別の禁忌症が定められている泉質で、環境省の基準では「皮膚又は粘膜の過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症」が挙げられています。この湯も硫黄泉なので、肌の弱い方・乾燥肌の方は様子を見ながら入ってください(効果・感じ方には個人差があります)。

Q. 旅館うめやに駐車場はありますか?

A. あります。30台ぶんで無料です。

基本データ表

項目内容
施設名尾瀬片品温泉 旅館うめや
所在地〒378-0412 群馬県利根郡片品村大字土出122
電話0278-58-7337
アクセス関越道 沼田ICから国道120号を日光方面へ約40分、鎌田信号を左折し国道401号を尾瀬方面へ約5分
駐車場30台・無料
日帰り入浴可(宿泊客が15時からのため、それ以前が目安。時間の定めはなく事前連絡推奨)
料金大人800円(2026年8月時点)
支払い現金のみ
浴室内湯のみ(男女各1)・露天風呂なし
泉質アルカリ性単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉)
源泉名片品温泉 釈迦の湯2号
pH/泉温9.04/48.3℃
湧出量160L/分(動力揚湯)
湯使い源泉かけ流し(加水・加温・循環ろ過・入浴剤・消毒の5項目すべて「していません」)
分析年月日平成12年6月26日
地図Googleマップで見る
公式https://oze-umeya.com/(2026年9月時点でアクセス不可のため 片品村観光協会の施設ページ も参照)

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