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麺屋わくや(安中)貝だしラーメンの店で3杯を実食レビュー

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国道18号沿い「貝だしラーメン 麺屋わくや」の外観。白い暖簾と黒い幟、店前の駐車スペース
国道18号沿い「貝だしラーメン 麺屋わくや」の外観。白い暖簾と黒い幟、店前の駐車スペース

土曜の13時ごろ、磯部温泉の恵みの湯で砂塩風呂に入ったあと、安中市の国道18号沿いにある「貝だしラーメン 麺屋わくや」で昼を済ませた。テーブルには麺が3杯とチャーシュー丼が並び、全部に箸をつけた。先に結論を書くと、一番貝を感じたのは、3杯で一番安い味玉 貝だし醤油だった。

  • スープはあさりと帆立と道南産昆布の貝出汁に鶏清湯(ちんたん=澄んだスープ)を加えたダブルスープ。貝だしと貝だし豚骨の2系統が柱
  • 食べたのは味玉 貝だし醤油 980円・味玉 はまぐりの中華そば(塩)1,330円・味玉入り冷やし麻辣 1,230円・チャーシュー丼 200円
  • 券売機で現金払い(千円札が使えた)。土曜13時で待ちなし、店内は半分ほど
  • 駐車場は店前に数台。国道18号の大看板が入口の目印

価格・営業情報は2026年9月時点(店頭の看板メニュー・券売機より。営業時間と定休日は現地掲示を撮っていないので掲載情報)。

基本データ

項目内容
店名貝だしラーメン 麺屋わくや
所在地群馬県安中市安中3-22-20(国道18号沿い)
営業時間11:00〜15:00(L.O.14:30)/17:00〜20:00(L.O.19:30)※ぐんラボ・Rettyの掲載値。店頭掲示は未確認
定休日水曜(掲載情報)。土曜13時は営業していた
注文券売機で食券を買う方式
電話090-7269-5045(掲載情報)
支払い現金(券売機・千円札が使えた)。現金以外は未確認
駐車場店前に数台。国道18号の看板の矢印に従って脇道へ
開業2022年7月(sotokoto・ぐんラボの掲載情報)

国道18号の大看板が目印

国道18号沿いの大看板。暖簾と同じ文句に「パーキングエリアはこちら」の矢印
国道18号沿いの大看板。暖簾と同じ文句に「パーキングエリアはこちら」の矢印

国道18号を走ると、木立を背にした白い大看板が出てくる。「パーキングエリアはこちら」の矢印に従って脇道へ入ると、瓦屋根の建物の前に白線の駐車スペースがある。台数は数えていないが、土曜の13時で停める場所に困ることはなかった。

先に外回りのことを書いておく。幟や看板メニューはだいぶ汚れていて、外観だけ見ると入るのをためらう人もいるだろう。中身は下に書くとおりなのだから、外をきれいにしたらもっと客が入るのではないか。

麺屋わくやのメニュー|貝だしと貝だし豚骨の2系統、限定が4つ

店頭の看板メニュー。上段が貝だしラーメン(塩・醤油)、下段が貝だし豚骨ラーメン(塩・醤油・赤・黒)、ごはんものと特製トッピングの説明
店頭の看板メニュー。上段が貝だしラーメン(塩・醤油)、下段が貝だし豚骨ラーメン(塩・醤油・赤・黒)、ごはんものと特製トッピングの説明

看板のお品書きは2系統。貝だしラーメンは塩と醤油が各850円。貝だし豚骨ラーメンは塩と醤油が900円、赤(スパイシー)と黒(マー油)が950円。どれも味玉入りと特製の設定があり、特製は鶏チャーシュー1枚・豚肩ロース1枚・味玉1個・海苔3枚が増える。貼り紙は「+200円」、同じ看板の価格欄は850円→1,130円の+280円と、看板の中で既に食い違う。券売機のSPボタンは850円の貝だしが1,150円、900円の貝だし豚骨が1,200円と、どれも+300円だった。払う額は券売機の値で見ておくこと。貝だし豚骨の説明には「生の背ガラのみを長時間炊いた臭みのない豚骨スープ」を貝だしに合わせた、とある。

店内の黒板。期間限定の冷やし麻辣ラーメン、貝出汁or豚骨のみそラーメン、復活したはまぐりの中華そば、地のりゆず塩ラーメン
店内の黒板。期間限定の冷やし麻辣ラーメン、貝出汁or豚骨のみそラーメン、復活したはまぐりの中華そば、地のりゆず塩ラーメン

店内の黒板には限定が4つ。冷やし麻辣(マーラー)ラーメン、貝出汁か豚骨を選ぶみそラーメン、「復活しました」と書かれたはまぐりの中華そば(塩としょうゆが選べて、冷やしにもできる)、地のりゆず塩ラーメン(こちらも冷やし可)。

券売機。上段に味玉入りの写真札、左に看板と同じメニュー表、限定と丼物とトッピングのボタンが並ぶ
券売機。上段に味玉入りの写真札、左に看板と同じメニュー表、限定と丼物とトッピングのボタンが並ぶ

券売機の前でしばらく固まった。看板の6種類と黒板の限定4種類が全部ボタンになっていて、そこに味玉と特製の段があって、丼物とトッピングのボタンまで続く。硬貨は10円から500円まで、紙幣は千円札を入れて動いた。ごはんものはミニチャーシュー丼150円(ランチ限定)とマヨ入りのチャーシュー丼200円、白ごはんは小100円・並150円。

実食|3杯とチャーシュー丼

味玉 貝だし醤油ラーメン 980円。豚と鶏のチャーシュー、味玉、むき身のあさり、紫玉ねぎ、青菜がストレート麺に載る
味玉 貝だし醤油ラーメン 980円。豚と鶏のチャーシュー、味玉、むき身のあさり、紫玉ねぎ、青菜がストレート麺に載る

味玉 貝だし醤油 980円。茶色く澄んだスープに、豚と鶏のチャーシューが1枚ずつ、味玉、むき身のあさり、刻んだ紫玉ねぎ、青菜。3杯の中でこれが一番貝を感じた。醤油の香りの向こうに貝の出汁がはっきり残っていて、食べ終えて時間が経っても、思い出すのはこの一杯だった。紫玉ねぎの刻みが、どの杯でもいいアクセントになっていた。

味玉 はまぐりの中華そば(塩)1,330円。殻付きのはまぐり、れんこんの薄切り、白髪ねぎ、チャーシュー2種、味玉、紫玉ねぎ
味玉 はまぐりの中華そば(塩)1,330円。殻付きのはまぐり、れんこんの薄切り、白髪ねぎ、チャーシュー2種、味玉、紫玉ねぎ

味玉 はまぐりの中華そば(塩)1,330円。黒板の「復活しました」の一杯。殻付きのはまぐりは小ぶりのが1個で、そこにれんこんの薄切りと白髪ねぎ、チャーシュー2種と味玉が載る。はまぐりの数で押す一杯ではなく、貝の出汁が効いた塩のスープとして食べる一杯だった。

味玉入り冷やし麻辣ラーメン 1,230円。赤い油の浮いたスープに団子2個、渦巻きのかまぼこ、味玉、レモンの輪切り、白髪ねぎ、紫玉ねぎ
味玉入り冷やし麻辣ラーメン 1,230円。赤い油の浮いたスープに団子2個、渦巻きのかまぼこ、味玉、レモンの輪切り、白髪ねぎ、紫玉ねぎ

味玉入り冷やし麻辣 1,230円。赤い油の浮いた冷たいスープに、団子が2個、渦巻きのかまぼこ、味玉、レモンの輪切り。麺は細麺。辛さと痺れの両方がきちんと来る、本格的な麻辣だった。貝だしの店の限定と思って気軽に頼むと、辛さで驚くことになる。

チャーシュー丼(マヨ入り)200円。刻んだチャーシューとむき身のあさりにマヨネーズ
チャーシュー丼(マヨ入り)200円。刻んだチャーシューとむき身のあさりにマヨネーズ

チャーシュー丼(マヨ入り)200円。刻んだチャーシューにマヨネーズ、と思って食べていたら、むき身のあさりが混ざっていた。200円の丼にまで貝を入れてくる。

虎ノ門「虎武」の系譜|幟の文句がほぼ同じ

店先の幟。あさり・帆立・道南産昆布の貝出汁に鶏清湯を加えたダブルスープの説明文
店先の幟。あさり・帆立・道南産昆布の貝出汁に鶏清湯を加えたダブルスープの説明文

店先の幟にスープの説明が書いてある。「大量のあさりと帆立に道南産昆布をあわせ低温でじっくり炊き貝の香りと旨みを引き出した貝出汁に鶏清湯を加えたダブルスープ」。店主は東京・虎ノ門(港区西新橋)の「貝出汁らぁ麺 虎武」で修業したと取材記事(sotokoto)にあり、虎武の公式サイトにあるスープの説明文と、この幟の文句はほぼ同じだった。系譜がそのまま幟になっている。

このブログでは貝と牡蠣のラーメンとして、錦糸町の佐市を軸にした牡蠣ラーメン3店の比較と、貝出汁の前橋の貝灯、しじみとはまぐりに真鯛のアラを重ねた塩中華蕎麦の高崎の鳴神食堂を書いてきた。牡蠣の濃さで押す佐市とは別の系統で、貝灯が貝の癖を残した引き算の一杯なら、わくやは貝出汁に鶏清湯を重ね、豚骨や麻辣やみそまで振り幅を持たせた足し算の店である。

恵みの湯とセットで回る

磯部温泉の恵みの湯は源泉34g/kgの強塩泉で、地下の砂塩風呂は電話予約制。恵みの湯で砂塩風呂と大浴場を済ませて、13時にわくやでランチという流れが今回の動線だった。なお恵みの湯は2026年10月1日から31日まで浴室工事で休館する(安中市公式の告知)。この動線をなぞるなら9月中か11月以降に。安中・富岡・下仁田の日帰り温泉は西上州6湯のまとめに、安中の食事なら石窯料理のルオントも書いている。

まとめ|まず醤油、次に限定

3杯とも美味しかった。その上で一杯を選ぶなら、味玉 貝だし醤油980円。貝だしを看板にする店で、はまぐりを名乗る一杯よりレギュラーの醤油のほうが貝を感じさせたのは意外だった。足し算の店で、一番足していない一杯が一番貝だった。限定は黒板を見てから決めればいい。

よくある質問

Q. 麺屋わくやの営業時間と定休日は?
A. 掲載情報では11:00〜15:00(ラストオーダー14:30)と17:00〜20:00(ラストオーダー19:30)、水曜定休です(2026年9月時点・ぐんラボ・Retty)。店頭掲示は確認していないので、出かける前に電話(090-7269-5045)で確かめるのが確実です。

Q. 麺屋わくやに駐車場はある?
A. 店の前に数台分の駐車スペースがあります(2026年9月時点・現地確認)。国道18号沿いの大看板の「パーキングエリアはこちら」の矢印に従って脇道に入ります。

Q. 麺屋わくやの支払い方法は?
A. 券売機で食券を買う方式で、現金で支払いました(千円札が使えました。2026年9月時点)。現金以外の支払い手段は確認していません。

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