温泉スタンド全景・屋根付きの2基並列・ホースつき 連休中の祝日。
南郷温泉 しゃくなげの湯で家族風呂の岩風呂を1時間貸切を終えたあと、今日のもう一つの目的を果たしに向かいました。 昨日(藪塚)は
百石温泉 月見の湯がGW閉鎖で
20Lポリタンクが空のまま帰ってきた失敗を引きずったまま今日は沼田へ来たわけですが、しゃくなげの湯の
敷地内に温泉スタンドがあることを知っていたので、家族風呂のあとそのまま汲みに行きました。
月見の湯空振りリベンジ達成です。
施設概要
家族風呂・大浴場・料金・営業時間の詳細は
家族風呂記事を参照してください。
温泉スタンド基本情報
- 100円玉・10円玉のみ使用可、おつり出ない、容器持参
- 今回は 20Lポリタンク×2本=40L+追加少々 持参
- 激安:観光地の有料温泉スタンドには10L=100円前後のところもある中、ここは その10分の1クラスの安さ
温泉スタンドで20L水汲み — 月見の湯リベンジ達成
これが今日の隠しテーマ。
月見の湯空振りリベンジ の温泉スタンドです。 しゃくなげの湯の
敷地内、駐車場の一角に屋根付きで2基並んだ温泉スタンド。
100円硬貨を入れる→ホースを容器に入れる→出る だけのシンプルな仕組みで、
1L=1円(10L=10円)。
20Lポリタンク2本に
計40L+追加少々 を
40〜50円分 汲んで完了。
ペットボトル1本のお茶より安い という事実に思わず二度見しました。
スタンドから出てきた湯の表情
ホース口から出てきた温泉水は
無色透明。容器の中に注いでいくと光を素直に通して、見た目は澄んだ水道水と区別がつかないレベル。
白濁・色味・濁りはなし。 ただし——
鼻を近づけるとほんのり硫化水素(卵を煮た時のような)の香り がしました。
脱衣所掲示の泉質は「アルカリ性単純温泉」で、pH 9.37 のアルカリ性下では硫化水素は HS⁻ に解離して水中に保持されやすいので、配管が短く酸化・脱気が進む前に蛇口へ到達していれば仄かな硫黄香が残るのは自然な現象。とはいえ
スタンドで汲みたての温泉水にまだ仄かに香りが残っている のは、配管や貯湯時間が浴室系統より短く、源泉が新鮮なうちに蛇口へ届いているためかもしれない(あくまで推測)。汲みに来る人としてはむしろご褒美。 家族風呂の浴室では
塩素臭ゼロ+特に硫黄臭も気にならないレベル だったので、
「家で湯を再現する」目的で汲んできた温泉水がほんのり硫化水素香——これはちょっと得した気分。
自宅での使い方:今回は試しに「40L+水道ブレンド」
持ち帰り温泉水を使うときの注意- 温泉スタンドの湯は入浴用。飲泉許可施設ではないので飲用しない。
- 汲んだ湯はその日のうちに使い切る。汲み置き・再加温の繰り返しは雑菌(レジオネラ等)の繁殖につながるため避ける。
- ポリタンクは使うたびに洗浄・乾燥させる。
- アルカリ性単純温泉(pH9.37)は皮脂を落としやすいので、乾燥肌・高齢者は長湯を避け上がり湯を。単純温泉の一般的適応症は環境省基準で「疲労回復・健康増進」等とされる範囲。
※ 自宅ブレンド入浴の全体運用(脱塩素グッズ+シャワー浄水との3段階構成)は自宅風呂を温泉化|3段階のグッズと習慣で詳しく書いています。
帰宅後、汲んできた
20Lポリタンク2本(計約40L)をそのまま自宅の浴槽に投入 する形で使いました。
家庭用の浴槽は容量200Lほど。そこに
40Lの温泉水+水道のお湯 を入れる「水道ブレンド入浴」スタイル。容量比では5分の1が源泉です。ただし揮発成分(硫化水素香など)の感じ方は希釈率どおりには薄まらないので、「ほのかに源泉の香りが家庭浴槽に乗る」程度の手応え。
お湯張り中の蛇口の水と一緒に注ぎ込めば、
温度調整も水道湯任せでOK、硫化水素香もほのかに浴室に漂って、
家庭の風呂が一気に温泉宿レベルの空気に変わるのが楽しい。 今回は
2タンク体制で水道ブレンド という「お試し編成」。
1L=1円なので、
40L=¥40で自宅入浴1〜2回分の温泉化 ができる計算。スーパー銭湯1回分の入浴料が800〜1,000円であることを考えると、
コストパフォーマンスは桁違いに高い——というか、
桁を間違えてるんじゃないかと疑うレベルの破格です。
平日勤務でなかなか温泉に行けない週も、
しゃくなげの湯の温泉水ストックさえあれば自宅で「源泉ブレンド入浴」 ができる——これが、月見の湯リベンジ以上の収穫でした。
💡 次のステップ:今回は試しに2タンク40Lでしたが、4タンク80L体制で水道で薄めず「100%源泉風呂」を再現する のが本当の目標。次回はポリタンク追加で本気のフル源泉入浴に挑戦予定。
思い出話:島根「美又温泉」スタンドの記憶
実は自宅で温泉ブレンド入浴を試すのは、これが初めてではありません。
過去に
島根県浜田市の名湯「美又温泉(みまたおんせん)」 を訪ねたとき、ここにも温泉スタンドがあって、
ポリタンクで持ち帰って自宅の浴槽に入れて使っていた時期 がありました。
美又温泉スタンド(公式情報)
| 項目 | 内容 |
|---|
| 所在地 | 島根県浜田市金城町追原(美又温泉街内) |
| 料金 | 10円で約20リットル/100円で約200リットル(約20L単位で変更可) |
| 営業時間 | 9:00〜18:30 / 年中無休 |
| アクセス | 浜田自動車道 金城スマートIC から車で約15分 |
| 注意 | 容器持参必須/連続給湯でノズルが熱くなるため手袋推奨 |
→ 容量比でいくと
しゃくなげの湯(10円=10L)よりさらに2倍お得。
1Lあたり0.5円という、
お米を炊く水よりも安く温泉を持ち帰れる 異次元の価格帯です。自治体・地域振興公社が運営する温泉スタンドは、観光だけでなく地域住民の生活インフラとしても機能しているのが特徴で、
「住民が日常的に温泉を持ち帰る文化」 が根付いている地域ほど、こうした破格設定が残っています。 しかも美又時代は本気度が違って、
20Lポリタンクを4本汲んで合計80L、水道で薄めない「100%源泉風呂」を作って入浴 していました。今回のしゃくなげの湯は試しに2タンク40Lの水道ブレンドからスタートしましたが、
美又時代のフル源泉スタイルが自分の温泉ブレンド入浴の原型 です。
なぜそんなにヌルヌルするのか — 「日本一の美人湯」と呼ばれる美又温泉
何より忘れられないのは、
美又温泉の湯のヌルヌル感——
今までに入った中で間違いなく一番ヌルヌルしていたお湯でした。美又温泉は
「日本一の美人湯」 を自称する温泉地で、それは個人の体感ですが、成分表にもメタけい酸などがしっかり含まれています(※含有量の事実であって、肌への効果を保証するものではありません):
| 美又温泉の特徴 | 値 | 効いている作用 |
|---|
| 泉質 | アルカリ性単純温泉 | アルカリで皮脂を乳化=ヌルヌル感の主役 |
| 炭酸イオン CO₃²⁻ | 52.8 mg | アルカリと相乗してさらにヌルヌル増幅 |
| メタけい酸 H₂SiO₃ | 89.3 mg | 「美肌の湯」の目安成分。50mg以上で「美肌の湯」と呼ばれる慣用基準があり、90近い値は最強クラス |
| カルシウム | 1.9 mg | 極小の超軟水 → ヌルヌル感をさらに底上げ |
特に
メタけい酸89.3mg/kgは、温泉好きの間で「
シリカ温泉」と呼ばれる組成で、湯上がりも肌がしっとり保湿されたまま長持ちする独特の感触。
ヌルヌル × 保湿 の二段構えで、美又から帰宅後も「肌に何か乗ってる」感覚が長く続いていた、あの不思議な余韻は今でも忘れられません。 群馬移住後、「
自宅でアルカリ性温泉ブレンド入浴を続けられる場所」が群馬にもあれば嬉しいなと思っていたところに、しゃくなげの湯のスタンドを発見。
月見の湯のリベンジ達成 という意味だけじゃなく、
過去に経験した自宅源泉ブレンドライフが群馬で再開できる という、個人的にはかなり大きい一日でした。
月見の湯との比較表
| 項目 | 百石温泉 月見の湯(藪塚) | しゃくなげの湯(沼田) |
|---|
| 営業 | 平日 8:30〜17:00/土日祝・連休閉鎖 | 通常営業時間内なら祝日もOK |
| 料金 | 100円硬貨1枚(5分制限) | 1L=1円、10L=10円(破格) |
| アクセス | 太田市藪塚 | 沼田市利根町(沼田ICから30分) |
| 平日働く人の利用 | 実質不可 | 休日でも汲みに行ける ✅ |
→
平日勤務の自分のような人間には、しゃくなげの湯の方が圧倒的に実用的。
月見の湯は今後、有給でも取らない限り行けない汲み場ですが、
しゃくなげの湯はこれからの主戦場 にできそうです。
みなかみ町にも同じ1L=1円の温泉スタンドがあります → みなかみ 三峰の湯の温泉スタンド|100L100円で源泉持ち帰り
まとめ — 平日勤務者の温泉水補給基地として確定
こんな人におすすめ:- ✅ 温泉水を持ち帰って自宅で源泉ブレンド入浴したい人(1L=1円・40L=40円の破格)
- ✅ 土日祝でも使える温泉スタンドを探している人(月見の湯の代替として)
- ✅ しゃくなげの湯で家族風呂に入った帰りにそのまま汲みたい人(同一敷地内・動線ゼロ)
- ⚠️ 100円玉・10円玉のみ使用可。おつりなし・硬貨の事前準備推奨
- ⚠️ 容器(ポリタンク等)持参必須
- ⚠️ 温泉スタンドの稼働時間は施設営業時間に準じる。来訪前に☎0278-20-0011 で確認推奨
訪問データ
- 訪問日: 火曜(祝日)
- 動線: しゃくなげの湯 家族風呂(10:00〜11:14)→ 温泉スタンド(11:14〜)
- 汲み量: 温泉水 約40L(20Lポリタンク×2+追加少々)
- 費用: 40〜50円(1L=1円換算)
- 持参物: 20Lポリタンク×2本・100円玉・10円玉
ジョーモ
群馬の源泉かけ流し日記
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