PR

水上温泉ふれあい交流館の日帰り入浴|天野屋と同じ旧湯

記事内に広告が含まれています。
ふれあい交流館 男湯の内湯。窓ぎわにタイル張りの湯船がひとつ
男湯の内湯。窓ぎわにタイル張りの湯船がひとつ

水上温泉の日帰り温泉「ふれあい交流館」に、木曜の午後に入りました。掲示の分析書にある源泉名は「旧湯」。以前入った天野屋と同じ名前の源泉です。

湯に入ると、すぐ体全体に細かい泡がつきました。 ただ、同じ旧湯でどちらをまた選ぶかと聞かれたら、私は天野屋です。

  • 泡を見て炭酸泉かと思いましたが、分析書の数字は炭酸泉と呼べる量に遠く届きません
  • 同じ旧湯の天野屋では、泡はつきませんでした
  • 私が入った男湯に湯口はなく、湯の入れ方は分からないままでした
  • 同じ旧湯でも、調べた年と採水した場所が違う分析書では、泉質名まで変わっていました
  • 私の支払いは700円(2026年11月時点)。カードで払えて、水上駅から歩ける距離です

入ってすぐ、体全体に細かい泡がついた

浴室はタイル張りで、窓ぎわに四角に近い湯船がひとつ。観光協会の案内にも「浴場は小規模な内湯です」とあります。

湯に入ると縁から湯があふれ、すぐに細かい泡が体全体につきました。

入ったときは私1人でしたが、5分後に3人入ってきて、独り占めは5分で終わりました。

塩素の匂いはしませんでした。消毒の有無は分かりません。

炭酸泉かと思ったら、分析書の泉質は別だった

泡を見て、まず炭酸泉(正式には二酸化炭素泉)を疑いました。そこで掲示の分析書(お湯の成分を調べた公的な検査結果)を読みました。

ふれあい交流館 掲示の温泉分析書の成分表。遊離二酸化炭素は2.2mg、溶存物質は1.04g/kg
掲示の温泉分析書の成分表。遊離二酸化炭素は2.2mg、溶存物質は1.04g/kg

泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。 調査は平成27年1月13日、採水地は足湯です。

炭酸の量を示す遊離二酸化炭素は、1kgあたり2.2mg。二酸化炭素泉と呼ぶには1,000mg以上が必要なので、まったく届きません。私が分析書を確認できた範囲で基準を超えていた湯は、下仁田町の八千代温泉 芹の湯と下仁田温泉 清流荘の2湯です。

掲示の分析書(平成27年・足湯で採水)の範囲では、炭酸泉とは呼べません。泡の原因は分かりません。この日は細かい泡がつきましたが、次も同じとは限りません。

しかも、天野屋で泡はつきませんでした。分析書の遊離二酸化炭素は天野屋の8.8mgのほうが多いのに、泡がついたのはこちらです。調査の年も採水地も違うので単純には比べられませんが、分析書の数字だけでは泡を説明できません。

なお、分析書の採水地だった足湯は、私が行ったときはやっていませんでした。

湯口はなく、湯はちょうど良い温度だった

もうひとつ気になったのが湯口です。私が入った男湯には、湯口がありませんでした。 湯をどこからどう入れているのかは、分かりません。

ふれあい交流館 浴室の壁の温度計。針は42℃あたり
浴室の壁の温度計。針は42℃あたり

壁の温度計の針は42℃あたりでした。

湯は私にはちょうど良い温度でした。湯船のまわりに析出物(湯の成分が固まったもの)はありませんでした。

かけ流しかどうかも、この記事では断定できません。私は湯使い(加水・加温・循環・消毒の有無)の掲示を見ていないからです。入ったときに縁からあふれたことは確かですが、それだけでは湯使いは分かりません。るるぶのサイトには、紹介文に「循環ながら源泉100%」、お風呂情報に「源泉かけ流し:なし」とあります(掲載日は不明)。今の湯使いが気になる人は、現地の掲示か電話で確かめてください。

同じ旧湯なのに、泉質名が違う

ふれあい交流館の分析書と、天野屋の掲示を並べます。どちらも湧出地は同じ「湯原字諏訪原乙718」で、源泉名も「旧湯」です。

ふれあい交流館天野屋
調査日平成27年1月13日令和7年9月10日
採水地足湯貯湯槽
泉温42.3℃42.5℃
pH7.67.6
溶存物質1.04g/kg0.93g/kg
カルシウムイオン(1kgあたり)198mg177.2mg
硫酸イオン(1kgあたり)538mg475.1mg
遊離二酸化炭素(1kgあたり)2.2mg8.8mg
泉質カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉単純温泉

溶存物質は、お湯1kgに溶けている成分の合計です(ガスは除く)。これが1g/kgに届くと、溶けている成分の名前が泉質名に入ります。届かなくても、この湯のように25℃以上で特別な成分がなければ「単純温泉」です。

ふれあい交流館の分析書は1.04g/kg、天野屋は0.93g/kg。 この差で、同じ旧湯の泉質名が分かれました。天野屋の記事に書いた「あと0.07gで石膏」の線を、こちらの分析書は越えています。

ただし、値が違う理由は分かりません。調査は10年以上離れていて、採水した場所も違います。年月で変わったのか、場所の違いなのか、この2枚だけでは決められません。今ふれあい交流館の湯船に入っている湯が1.04g/kgなのかも分かりません。

比べるなら、天野屋のほうが良かった

入り比べての感想を言うと、私は天野屋のほうが良かったです。理由は2つ、独り占めできたことと、圧倒的な湯量です。

天野屋では金曜の昼に湯船をひとり占めしました。湯口からは湯がとめどなく注ぎ、縁から床へあふれていました。ふれあい交流館でも入ったときに縁からあふれましたが、天野屋は湯口から絶えず注ぐ量が目に見えるぶん、差を大きく感じました。混み具合はその日次第で、どちらも1回ずつ入っただけの比較です。

天野屋の料金は500円(2026年7月時点)で、掲示によれば加水・加温・循環なし、消毒もしていません。ただし天野屋は小さな湯宿で、清掃が終わってからの入浴になるので、行く前に電話が要ります。

町なかで寄りやすいのは、ふれあい交流館

立ち寄りやすさなら、ふれあい交流館です。

ふれあい交流館の外観。のぼりに日帰り温泉の文字
ふれあい交流館の外観。のぼりに日帰り温泉の文字

観光協会の案内では「水上温泉街の中央にあり、上越線水上駅から徒歩12分」。館内には観光インフォメーションセンターもあります。

ふれあい交流館 受付カウンター。電子決済の掲示、割引券の箱、回数券とシャンプーの案内
受付カウンター。電子決済の掲示、割引券の箱、回数券とシャンプーの案内

受付まわりで見ておくと役に立つのは、次の3つです。

  • 支払い:私はカードで700円を払いました。AirPAYの掲示にカードや電子マネーのマークが並び、MINAKAMI HEART(chiica・チョイスPay)のQRもあります
  • シャンプー:掲示(年の記載なし)には、4月9日で備え付けのシャンプーリンスは終了し、使い切りをフロントで販売するとありました。持参すると安心です
  • 回数券:いちばん上のチケットを10枚集めると、入浴無料(1回分・購入者対象・入湯税50円は別途)、フェイスタオル、りんごジュース缶1本のどれか1点と引き換えられます

車なしで行ける他の湯は電車・バスの日帰り温泉まとめに、みなかみの源泉かけ流しはみなかみの日帰り温泉まとめにまとめています。みなかみでお昼を食べるなら焼肉ホルモン昭和のレバー定食もどうぞ。

掲示の適応症と禁忌症

分析書の別表(環境省の通知にもとづく掲示)では、この泉質の適応症として、きりきず、末梢循環障害(手足の血のめぐりが悪い状態)、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症が挙げられています。効能をうたうものではなく、掲示の内容の紹介です。

泉質別の禁忌症(入浴を避けたほうがよい症状)は「該当項目なし」。一般的な禁忌症としては、熱のあるとき、活動性の結核、少し動くと息苦しくなるような重い心臓や肺の病気、目に見える出血があるときなどが挙げられています(抜粋)。

まとめ:同じ旧湯でも、湯量なら天野屋

ふれあい交流館は、水上温泉街の日帰り湯です。この日は入ってすぐ全身に細かい泡がつきました。駅から歩けて、カードも使えます。

  • 向いている人:電車で水上に来た人、カードで払って手軽に旧湯に入りたい人
  • 向かない人:湯口から注ぐ湯を見たい人。そういう人は天野屋へ

同じ旧湯に入るなら、個人的には天野屋に足が向きます。

▼ ふれあい交流館のあるみなかみ町を、ふるさと納税で応援する

ふれあい交流館のあるみなかみ町(水上温泉)は、ふるさと納税の返礼品が充実しています。温泉宿の宿泊券や地元の特産品もあり、寄付でみなかみ町を応援しながら、次の旅にも活かせます。

※ 楽天ふるさと納税のリンクはアフィリエイトリンクです

▶ 群馬の硫酸塩泉 日帰り比較(同じ硫酸塩系の湯を歴史と数値で比べたまとめ)

よくある質問

Q. ふれあい交流館の料金はいくらですか?
A. 私がカードで払った額は700円です(2026年11月時点)。受付の料金の紙には「700円(入湯税50円)」とあります。

Q. ふれあい交流館はカードで払えますか?
A. 私はカードで払えました。受付にはAirPAYの掲示があり、カードや電子マネーのマークが並んでいます。

Q. ふれあい交流館の湯は炭酸泉ですか?
A. 掲示の分析書(平成27年・足湯で採水)の範囲では炭酸泉ではありません。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉で、遊離二酸化炭素は1kgあたり2.2mgです。私は入ってすぐ全身に細かい泡がつきましたが、原因は分かりません。同じ旧湯の天野屋では泡はつきませんでした。

Q. 源泉かけ流しですか?
A. 私は湯使いの掲示を見ていないので、確定はできません。るるぶのサイトには「循環ながら源泉100%」「源泉かけ流し:なし」とあります(掲載日は不明)。私が入った男湯に湯口はありませんでした。

Q. 天野屋と同じ源泉ですか?
A. どちらも分析書の源泉名は「旧湯」で、湧出地も同じです。ただ分析書の泉質名は、ふれあい交流館がカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉、天野屋が単純温泉と違っています。調査の年と採水地が違い、原因は分かりません。

Q. 営業時間と定休日は?
A. 観光協会の案内では11:00〜20:30(最終受付20:00)、毎週火曜休み(休日の場合は翌日に変更)です。町の資料に別の記載があるので、電話(0278-72-8885)で確かめると確実です。

Q. シャンプーはありますか?
A. 受付の掲示によると、4月9日で備え付けは終了し、使い切りのシャンプー・リンスをフロントで販売するとありました。

基本データ

項目内容
施設名みなかみ町ふれあい交流館(看板は「ふれあい交流館」)
所在地群馬県利根郡みなかみ町湯原801
アクセス上越線 水上駅から徒歩12分(観光協会の案内)
電話0278-72-8885
営業時間11:00〜20:30(最終受付20:00)※観光協会の案内。町の資料に別の記載があるため、電話で確認を
定休日毎週火曜(休日の場合は翌日に変更)※同上
料金大人1人で700円を支払い(受付の紙に「700円(入湯税50円)」)※2026年11月時点
支払いカードで払えました(AirPAYの掲示あり)
駐車場施設の隣にあります。台数は案内ごとに違います
泉質カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)※平成27年の分析書
源泉水上温泉(源泉名:旧湯)
湯使い私は掲示を確認できていません(2026年11月時点)
案内みなかみ町観光協会

コメント

タイトルとURLをコピーしました