
土曜の朝。家で起きているのは私だけで、腹が減った。何か作ろうかと思ったところで、片付けで後で小言を食う未来が見えた。片付けが増えない手をスマホで探したら、前橋市岩神町に製麺所直営の持ち帰り専門店が出てきた。「うどんと蕎麦の田村」、通称「田村うどん」。10時すぎに着いて、待ちなしで買えた。
- 田村製麺所の直営で、持ち帰り専門。店内で食べる席はない
- うどん・そばセットは並290円。天ぷら又はきんぴら付きで380円
- 営業は9時〜17時、日曜・祝日が休み(第3月曜休みの記載あり)。支払いは現金のみ
- 2026年11月1日から値上げの掲示が出ている(天ぷら付きパック40円、天ぷらなしパック30円、天ぷら10円)
価格は2026年10月時点(店内掲示より)。営業時間と定休日は前橋新聞mebukuの記載(2024年12月)で、店頭の時間札は確かめていない。11月1日からの価格改定の掲示は後述。
基本データ|前橋・岩神町の製麺所直営店
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | うどんと蕎麦の田村(通称 田村うどん。田村製麺所の直営) |
| 所在地 | 群馬県前橋市岩神町2-19-21 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(前橋新聞mebuku 2024年12月の記載。同紙に「売り切れることが多い」とある。私は土曜の10時すぎに着いて、天ぷらは全種類残っていた) |
| 定休日 | 日曜・祝日(第3月曜休みの記載あり・前橋新聞mebuku 2024年12月) |
| 電話 | 027-231-1737 |
| 業態 | 持ち帰り専門(店内飲食なし) |
| 支払い | 現金のみ |
| 駐車場 | 店頭に白線の駐車枠 |
| 公式 | なし(公式サイト・SNSは見当たらない) |
製麺所直営というのは、麺を作っている工場が自分で売っている店、ということ。問屋が間に入らないぶん、この値段で出せるのだろう。
価格表|小・並・大の3段、天ぷら付きは+90円

サイズは小・並・大の3段で、250円・290円・340円。天ぷら又はきんぴら付きは340円・380円・430円で、どのサイズも差額は90円。セットの麺の量は、掲示には書かれていない。
天ぷらを単品で足すなら、さつま芋・春菊・ちくわ・かぼちゃ・人参・ごぼう・かき揚げ・なす・玉ねぎが各100円、舞茸110円、いか150円。きんぴらは100円で、「きんぴら付きのお客様は、先にお申し付け下さい」と掲示にある。
麺だけの量り売りもある。茹で麺(茹でてある麺)がうどん220g・そば200gで各110円、生麺(家で茹でる麺)がうどん250g・そば200gで各200円。
11月1日から値上げ|掲示の文面と、これまでの推移

店内に「価格改定のお願い」が貼ってあった。理由は「今次の原油高、諸原材料の高騰に追い付かず」。変更開始日は「令和8年11月1日より」で、値上げ幅は「天ぷら付きパック40円 天ぷらなしパック30円 天ぷら 10円値上げ」とある。
かみ砕けば、11月からは天ぷらなしのセットが30円、天ぷら付きが40円、天ぷらの単品が10円ずつ上がる、という掲示だ。新しい価格表そのものは貼られていなかったので、11月以降の値段は「掲示どおりなら」の数字になる。
前橋新聞mebukuの過去2本の記事と、今回の掲示を並べる。
| 時点 | セット 小/並/大 | 天ぷら又はきんぴら付き | 出典 |
|---|---|---|---|
| 2022年6月 | 210/250/300円 | 275/315/365円 | 前橋新聞mebuku |
| 2024年12月 | 230/270/320円 | 310/350/400円 | 前橋新聞mebuku |
| 2026年10月 | 250/290/340円 | 340/380/430円 | 店内掲示 |
| 2026年11月1日〜 | 280/320/370円(掲示どおりなら) | 天ぷら付き 380/420/470円(掲示どおりなら) | 価格改定のお願い |
※mebukuの2024年記事では真ん中のサイズが「中」表記、2022年の記事にはサイズ名の記載がなく、3段の順に並べた。今の掲示は「並」。11月の行は、きんぴら付きが掲示の「天ぷら付きパック」と「天ぷらなしパック」のどちらに入るか読めないため、天ぷら付きだけを書いた。
4年半で並は70円上がる計算になる。掲示どおりなら、11月以降も並は300円台の前半、天ぷらを付けても400円台の前半に収まる。
買い方|店頭の枠に停めて、カウンターで麺とサイズを言う

住宅街の中の平屋で、ガラス戸に価格表と「いらっしゃいませ 営業中」の札。店頭の白線の枠に停めて入る。
カウンターで、麺の種類(そば、うどんは太と細)とサイズ、天ぷらかきんぴらかを伝える。土曜の10時すぎ、太いうどんはちょうど切らしていて「時間がかかる」とのことだったので、細にした。天ぷらは全種類残っていた。待ちはなく、支払いは現金のみ。
パックにはつゆの袋と、薬味の刻みネギと七味唐辛子が同梱されている。家で開けて、つゆをかければそのまま食べられる。mebukuには「温かい汁にもしてくれます」ともある。
実食|テーブルに並んだのは、そばと細うどん
そばと細うどんに、天ぷらはかき揚げ・舞茸・さつまいも・イカ。食べ方は、パックのまま冷たいつゆをかけて。
そばは太めで、コシがあった。細うどんはつるっと食べやすい。太うどんにすればよかったと、食べながら思った。つゆは甘めで、濃さも量もちょうどよかった。同梱の七味を振ると、甘さが締まった。
天ぷらは、イカ天のイカが厚くて食べ応えがあった。かき揚げはつゆを吸ってうまい。舞茸は大きくて、香りもよかった。
温泉と組むなら|前橋・吉岡・高崎の湯と、前橋の麺
岩神町は前橋の市街地の北寄り。近い順に、毎日サウナ 前橋本店、まえばし駅前天然温泉ゆ〜ゆ、よしおか温泉 リバートピア吉岡、高崎中尾温泉 天神の湯。田村は17時までで、mebukuには売り切れることが多いとある。湯と組むなら、買うのは午前が先になる。
前橋の麺なら、わがきんラーメン部と麺や貝灯もこのブログで書いた。
群馬のうどんというと、水沢うどんの田丸屋や館林の花山うどんのような名の知れたうどんが先に出てくる。田村は、土曜の午前に待ちなしでパックを買って帰れた、日常のうどんだ。農林水産省の広報誌(2016年)には、群馬は小麦の産地で、江戸時代からうどんを食べる習慣がある、とある。田村は、その延長にある安いパックだ。
まとめ|台所を汚さず、300円台で食事が片付いた
土曜の午前に台所を汚さず、食事が片付いた。並290円、天ぷらを付けて380円。11月からは掲示どおりなら320円と420円になる。片付けは、トレーを洗って資源ごみに出すだけだった。
よくある質問
Q. うどんと蕎麦の田村は店内で食べられますか? 持ち帰り専門で、店内で食べる席はありません。つゆと薬味(刻みネギ・七味唐辛子)がパックに付いてくるので、家でそのまま食べられます。
Q. うどんと蕎麦の田村の営業時間と定休日は? 9時〜17時、日曜・祝日が定休です(前橋新聞mebuku 2024年12月の記載。第3月曜休みの記載もあり)。同紙に「売り切れることが多い」とあるので、早めの時間が無難です。
Q. うどんと蕎麦の田村の値段はいくらですか? うどん・そばセットは小250円・並290円・大340円、天ぷら又はきんぴら付きは小340円・並380円・大430円です(2026年10月時点の店内掲示)。2026年11月1日から値上げの掲示が出ています。



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